家族を呼びたい

現在では、日本の企業に就職する外国人や留学生も多くなっています。日本での仕事や生活が安定するにつれ、家族を本国から呼び寄せ一緒に住むケースも少なくありません。この場合、通常は「家族滞在」ビザをとって呼寄せる事になります。このビザは、以下に示すビザのいづれかを持って日本に滞在する人が、その扶養する配偶者または子が来日し一緒に住もうとする場合に該当します。

配偶者は、法律上の婚姻が成立している事が必要で、いわゆる内縁関係では認められません。また、扶養を受けていることが前提となっているので、就労することは出来ません。なお、週28時間以内であれば、風俗営業等を除き、「資格外活動許可」をとることによって、アルバイトをすることが可能です。ただし、配偶者や子供が一定の収入を得るようになった場合は、それぞれ別のビザを取得する必要があります。なお、永住者や定住者のビザをもって滞在する方がご家族を呼寄せる場合には、「永住者の配偶者等」あるいは「定住者」といったビザで呼び寄せることになります。